国語に悩める皆さん、こんにちは。
日本国語力育成会のタゾエです。
今日はよく質問される、
小論文、志望理由書がの書き方についてお話しします。
小論文、志望理由書が書けない理由・その1
私が主催している国語塾で
志望理由書を何とかしたい、と駆け込んできた子がいました。
とてもお急ぎの様子だったのですが、
それは校内推薦の志望理由書の締め切りが迫っていたからでした。
さて、記述が書けない!というお悩みは結構多いのですが、
よくよく話を聞いてみると共通点があります。
「私は記述ができない!」という思い込みを握りしめていることです。
自己暗示かけているんですね。
そんな自己暗示、何の役にも立ちませんよ!
子どもがなぜそんな風に思うのかと言うと
知らないうちに周りの大人が口にしていることが多いです。
「あなたは、記述が書けないもんねえ~…」
などと、悪気なくため息交じりに言った一言。
大人、特に子どもにとって大事な存在から言われたひと言は
ダイレクトに潜在意識に届いていたりするのです。
小論文、作文が書けない理由、その2
書く素材を仕込んでいない。
小論文や志望理由書を書くには
行きたい!という思いを握りしめているだけではだめなのです。
言葉にして表現できなければ。
私も現役の頃、とある国立大学の獣医学部の推薦入試の時に思い知ったのですが、
自分自身の掘り下げが不足していると
いざ面接官に喋ろうとしても言葉にすることが出来ません。
行きたいという気持ちがあれば
いざという時、すぐに言葉にできる!と勘違いしている親子も多いのですが、
確かにそういう子もいるのですが、
そういう子は日頃から人前に出て喋る機会があったり、とても場慣れしているのです。
一緒にしてはいけません。
志望理由書を書く前にするべきこと
自分自身の掘り下げからスタートします。
自分のことなのに言葉にできない子は少なくありません。
だから矢継ぎ早に私が単純な質問を繰り返し、
「つまり、こういうことかな?」と私が換言していきます。
こうやって書く素材を集めていくのです。
私と生徒さんが問答を繰り返す中で
生徒さんの目がキラッとした瞬間が出てきます。
はい、待ってました!それですよ!
見逃さず、キャッチ。
それをもっと掘り下げたらいいのです。
授業が終わった後はいろいろ考えます。
次はこうしよう、ああしてみよう、、、
ずーっと考えています。
昨夜は夢の中でも考えていました。
1人の子どもの夢を全力で応援すること。
やっぱり好きです。
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