国語に悩める皆さん、こんにちは。
日本国語力育成会のタゾエです。
嬉しいお知らせが3つもありました。
先月末からスタートした生徒さんがいるのですが、
県内でも有数の難関校を推薦入試で志望しています。
公立なのでまずは校内での選抜を勝ち抜かなくてはいけません。
しかし読解や記述に苦手意識が強く、
何とか志望理由書と小論文を書けるようになりたいということで
当国語教室へ入られました。
志望理由書はネットにフォーマットがたくさん出回っていますが、
それだけを見て書いても、インパクトのある内容にはなりませんから、
読み手の印象には残りにくくなってしまいます。
それに、わかる人は「誰かのを見て書いたな」とすぐわかりますから。
志望理由書、小論文において当教室が目指しているのは
正しい日本語、文法で書くことはもちろんのこと、
オリジナリティがあり、書き手の想い・エネルギーが届く内容にすること。
そのためには心の棚卸作業が必須となります。
コーチングを駆使して生徒さんの潜在意識の中から
志望理由書に相応しい想いや出来事を引き出す作業です。
しかし締め切りが間近、さらに初対面。
最初は何を訪ねても「う~ん…」という感じで言葉が出てこなかったのですが、
元々頭の回転が速い生徒さんだったので徐々に加速していきました。
そして、だんだん打ち解けていくにつれ、ポツポツと語る中、
生徒さんの瞳がキラリと光った一瞬がありました。
「それだ!」というものが出てきた時です。
最初からあれこれ言ってはいけません。
観察に観察を重ね、その宝石のような一瞬を見逃してはならぬのです。
こうして無事に世界に一つだけの志望理由書を書き上げることが出来ました。
そして先日、校内選抜を突破したという嬉しいお知らせがあり、
文字通り、飛び上がって喜びました。
戦いはまだこれからですが、とりあえず第一関門突破。
あとは小論文と現代文の読解問題にますます力を入れていきます。