国語の読解問題が苦手な子が身に付けるべき超・基本姿勢とは 小学生は一人でさせてはダメ!

国語に悩める皆さん、こんにちは。

元・理系、元・国語嫌いのプロ国語教師、タゾエです。

現代文の読解に悩む子は年々増えてきていますねえ。

このままだと日本はどうなるのだろうか?と心配になります…

ということで本日は、、、

国語の読解問題が苦手な子が身に付けるべき超・基本姿勢

というテーマでお話ししますね。

まず問題集を解く、というのが一般的だと思いますが

こんなやり方をしていませんか?

①問題を解く

②答え合わせで赤ペンで正解を書き写す

大抵の国語ができない子がこのやり方を繰り返していますが、

はっきり申し上げて、

これでは読解力は身につきません。

ではどうしたらいいのでしょうか。

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国語ができない子は読解問題を一人でやるな

まず、国語が苦手な子に1人で読解問題を解かせてはいけません。

必ず親御さんか、国語が出来る年長者が横について何度も一緒に解いてください。

「問題を解く 親子」の画像検索結果

国語が苦手な子は解き方が分かっていません。

新しい生徒さんが来るたび感じるのですが、

“何を聞かれているのか”

つまり、“何を答えるのか”が分かっていない状態で

正解を探し始めている子がほとんど。

何を探すのか分からないまま宝探しに出かけている状態。

暗中模索状態。

大量の“文字の海”で手探りは時間がかかりますよ~…

問の読解をさせる

逆に言えば、そこさえ直せばアッサリ正解にたどり着けたりします。

一問ずつ「この問題は何を答える問題ですか?」と確認してあげます。

国語の読解問題が苦手な子は

とにかく早く解かなければ!と焦って基本的なやるべきことが出来ていないのです。

まずは何を答える問題なのか?ということをする。

私はこれを問の読解と名付けて生徒に徹底しています。

問の読解という超・基本が出来ているかどうか見てあげる必要があります。

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答えを決めたら、

正解不正解に関わらず、

「尋ねられていることにちゃんと答えられていると思う?」と聞いてみてください。

この時は間違っていても構いません。

答え合わせを一人でさせてはいけない

国語の読解問題が苦手な子は

記述問題に至っては、模範解答の通りに書けてないと全部×だと思っています。

部分点も分かりません。

だから最初のうちは親御さんか、国語が分かる年長者が答え合わせを一緒にするべきです。

一緒にしながら部分点というものを理解できるように導きましょう。

大丈夫、読解力はいつからでも身につきます!

小学生、中学生に国語力を授ける国語教室を運営しています。

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