国語力・読解力を伸ばす親の関わり方とは?真の読解力は学校・塾任せでは身につかない!

コロナ国語教育アカデミー代表田添マチ子です。

今日は国語力・読解力を伸ばす親のかかわり方についてお話します。

国語力・読解力は成育した環境次第!?

国語力・読解力はいつからでも伸ばせるのですが

10年以上子どもたちを見てきて

「国語力、読解力は成育環境が大きくものをいうな」というのが正直な実感です。

では、国語力・読解力を身に付けるにはどんな生育環境が良いのでしょうか。

野球少年が抜群の読解力を持っていた理由

以前勤めていた高校で教えていた生徒の中に野球少年がいました。

彼の家では勉強しろと強要されることがほとんどないらしく、

本人もそれほど勉強に熱心に取り組んでいたわけでもないのですが、

国語・読解のセンスが抜群でした。

文字になっていない作者の意図が一瞬で分かるのです。

行間を読むことが自然にできる。

要約や題名を付けるのも的を得ていて他の子はかないませんでした。

思考を深めるのが上手なので、自分の中にある感情もちゃんと整理できる。

この子はクラスの中でいちばん“大人”に見えました。

よくよく話を聞いてみると

お母さんが本が好きで

自宅のトイレは、お母さんが読み終わった本がびっしり並んでいるのだそう。

文字や文章に触れる機会が物心つく前からあった。

しかもトイレという毎日何度も入る、

リラックスしながら自分の世界に浸れる超個室空間で

様々なタイプの文章に触れ、イメージを膨らませることを無意識に毎日やっていた。

そして、これがいちばん大事なのですが、

子どもの頃から、自分が最も信頼する大人(親)が楽しそうに文章と触れ合っている。

だから子どもも本や文章は良いもんだと刷り込まれていきます。

文章に対する不必要な畏れやためらいがナイのです。

こういう家庭の子は自然と国語力・読解力が育まれていきます。

親が国語嫌いでも大丈夫!

でも親がそうでなかったとしても心配しないでください。

方法はいくらでもあります。

国語力・読解力を身に付けるには親のかかわり方がとても大事です。

日頃からの小さな積み重ねがモノを言います。

①スピーチ大会

おススメしたいのは

家族で今日あったことをスピーチし合うこと。

親が先にやるのがポイント。

親が先にやることでどんなふうに喋ればいいのかお手本を見せます。

不安であれば事前にこっそりまとめておけばいいでしょう。

簡単に200字くらいにまとめて喋ります。

そして子どもに質問させます。または親が質問します。

質問数は3~5つまでと決めます。

「どうして●●なの?」「そのときどんなことを感じた?」

ひとりのスピーチが終わって、質問が終わったら、とにかく拍手。全力で拍手。

楽しくなくちゃ続きません。

想いを言葉にするという経験は非常に重要です。

喋れない、口に出せない言葉は読めません。また逆も然り。

誰かに伝えたい、という強い思いが言葉の獲得を促します。

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②家族で読書タイムを設ける

家族全員で週に2~3回読書する時間を作ります。

読書タイムらしい空間を作ってみても面白いですね。

お茶を入れて、リラックスできる雰囲気を作ってそれぞれ思い思いの姿勢でリビングに転がって読書。

文字を読みたがらない子であれば最初は図鑑でも構いません。

読み終わったら家族全員が一人ずつその日読んだ内容と感想を発表して解散します。

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③天声人語の内容を説明してもらう

人気の天声人語の音読や書き写しですが、

読んだ後にすぐ、「どんな内容だったの?」と簡単に説明を求めます。

最後に

「この話に題名付けるとしたら?」と尋ねてピッタリな題名を考えてもらいましょう。

家族全員で題名付けをするのも楽しいですね。

そして多数決でこの日のナンバーワンを決定する。

ナンバーワンになれなくても、自分が作ったものと比べてどうすればいいのか考えるようになります。

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国語力・読解力を家庭ではぐくむポイント

要するに日頃から楽しみながら文章に接する機会を作っているかということです。

そして一人でやらせっぱなしにしない。学校任せにしない。

残念ながら現状では、

学校や塾の勉強だけで国語力・読解力を育むのは難しいです。

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子どもの読解力を育むための最高のモチベーション

子どもにとって大切な、大好きな人が自分の想いに耳を傾けてくれるというのがポイント。

大人は分からないかもしれませんが、

「聞いてくれる人がいる」というのが、成長過程にある子どもにとっては

信じられないくらい爆発力のある大きなモチベーションになり、

より多くの文章に接する機会を拓き、

表現しようとして言葉を積極的に探し始めます。

そして文章に対する恐れや不安がなくなっていきます。

長文がお友だち♪になっているのです。

ここでご紹介した方法でなくても構いません。

子どもの趣味趣向はよく親御さんがご存知でしょうから

いろいろ工夫して文章に楽しく接する機会を作ってみてくださいね。

トイレを本だらけにするのは個人的におススメです♪

(掃除が大変かもしれませんが…)

それでは近いうちにまた!

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