生徒さんからの質問:興味がない話題について小論文や作文を書くにはどうしたらいいですか?

こんにちは。 

コロナ国語教育アカデミー代表田添マチ子です。 

最近は毎日、オンライン授業をしています。 

生徒さんからの良~い質問 

  

今日は生徒さんからの質問をご紹介します。 

  

先日、生徒さんから質問をもらいました。 

天声人語要約クラブに参加している関東在住のI君からです。 

  

このような質問です。 

質問です。自分の考えを書かなければならないのは分かるのですが、自分の考えが無く、考えても出てこない時はどうしたらいいですか?どうやってネタを膨らませていくか等、教えてください。よろしくお願いします。 

  

天声人語要約クラブは

要約がメインなのですが、 

ある程度、力が付いてきた子には 

小論文を課しています。 

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I君はとても熱心に要約の作成に取り組んでいます。 

最初は頓珍漢な内容ばかりだった要約文ですが、 

I君はアドバイスをあまさず吸収し、 

みるみる上達していき、 

最近では一発でAをとれるようになりました。 

  

 

そんなI君からの質問。 

彼なりにさらに真剣に取り組み始めたのだろうと嬉しく思いました。 

  

  

同じような思いを持っている子も多いのではないかと思い、 

私の答えをここでシェアします。 

  

  

以下、I君へのお返事です。 

  

私からI君への返事 

  

Iさんへ 

  

ついにこの質問が来ました。 

この質問をするということは、 

自分自身や学びに真剣に向き合い始めているということだと思います。 

   

では、心して質問にお答えします。 

   

まず、「自分の考えがない」ということについての私の考えです。 

  

自分の考えがない、というのは勘違いです。 

人は何かしらの事象が目の前に現れた時、 

無意識に、一瞬で振り分けを行います。 

それは自分の価値観を基準にして実行されます。 

価値基準で多いのが 

好き・嫌い、知っている・知らない、興味がある・興味がない 

などです。 

 

書けない時というのは、その話題について 

「嫌い」「知らない」「興味がない」時ではないでしょうか? 

  

「嫌い」「知らない」「興味がない」 をダメだと思い、何もないと決めつけているのだと思います。 

でも「嫌い」 「知らない」「興味がない」 も自分の意見です。 

 

難しく考えなくていいのです。 

「嫌い」を選んだ時、 

なぜ嫌いなのか、を掘り下げていくと問題点や突破口が見つかることが多いです。 

また自分自身を深めることにもなって 

意外な自分を見つけたりするのですけどね(それが作文の面白さのひとつ)。 

  

作文や小論文が苦手という人は、 

この深める、掘り下げるのが面倒なので無関心を決め込んでいる状態だと思うのです。 

  

なぜ嫌いなのか、どのような点が嫌いなのか、どうしたら好きになるか、 

なぜ興味がないのか、どうしたら興味が湧くのか。 

プラスをマイナスに、マイナスをプラスに転換して考えてみるのです。 

  

このプロセスは、興味がないことを自分事化するプロセスでもあります。 

  

どの様な話題でも自分事化し、自分の意見を述べられる人は 

無限に自分の世界を広げ、さまざまな人と関われ、豊かな人生を送れるでしょう。 

どのような話題でも‟自分事化”する思考を持つと、 

どこに行っても慌てることなく堂々とできます。 

  

私が大学院で研究した理論によると、 

この世に存在するものは、 

全て、全てのものと繋がっているので 

何かしら自分とのつながりが絶対にあるはずなのです。 

そのつながりの端緒を見つけられるかどうか、です。 

  

世界で活躍するエリートはどのような話題を振られても 

自分なりの意見を述べます。 

それは自分事化するのが上手だからです。 

  

対して大概の日本人は大人も子供も「知らない」「ワカンナイ」と 

平気で言います。 

これは己の周囲への関心の低さを物語っていると思います。 

  

Iさんにはぜひ、前者になって欲しい。 

その可能性があると思っています。 

  

また分からないことがあったら質問してください。 

  

これからは自分事化する力が必須 

  

鍵は”自分事化”だと思っています。 

物事に積極的に関わる姿勢ともいえます。 

  

しかし効率性が重視される世の中というのは、 

損か・得か、好き・嫌いだけで判断されがちです。 

  

このような価値観では 

他者や自分以外の事物に関わろうという姿勢は育ちにくい。 

自分事化なんてできるわけがない。 

  

しかし、他者と関わる姿勢を育てることはこの世で生きていくために大切です。 

作文はそのような姿勢を変える手段にもなるのではないかと考えます。 

  

それでは近いうちにまた。 

  

  

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